グラウンディング・コーチ養成コース

第二期グラウンディング・コーチ養成コース

講師 本郷綜海 http://somihongo.com


「グラウンディング」を深めることを指導するコーチを養成する講座です。

「グラウンディング」とは、地に足をつけることも含めて『私たちの魂の器である「体」に、私たち自身の「意識を根付かせる」こと』という意味合いで使っています。

体を持つ存在である人間として、この地球に、この社会に、生き生きと命を輝かせて生きるためには

グラウンディングを深めることは不可欠です。

グラウンディングの深さは体の繋がりとの深さでもあり、同時に魂との繋がりの深さでもあります。

それは仕事での成功と充実感、男女関係、家庭生活、創造性の開花、全感覚知覚の発達、スピリチュアルな目覚め、など私たちの日常のありとあらゆるレベルに影響を与えています。

ですから、この人間存在の基本ともいうべき、グラウンディングを学ぶことで、私たちの人生はより豊かになっていきます。

まずは人間存在そのものの豊かさをより深く体感できるようになることで、外の世界もそれにふさわしいものへと変わって行きます。

またグラウンディングは人間存在の本質へとも導いてくれます。

2011年の今日、瞑想や武道、ヨガ、など長年の修行をしたり、出家をしたり、

グルや教師からのわかり辛いヒントやイニシエーションを受けながら

少しづつ習得するしかなかったような英知との出会いの方法を、練習可能な方法として

みなさまに分ちあうことができることを心から幸せに思います。


さてこの講座では、まずは受講生のみなさまご自身がグラウディング深めることを学びます。

グラウンディングすることで、それを阻んでいた体と心の不必要な記憶を多次元に渡って解放し、魂との繋がりを取り戻し、あなたという存在が還る場所を体感として知ります。

そして今度はその場所から、どのように他者をより深いグラウンディングへと導くかを学びます。


コーチや、ヒーラー、歌い手などのパフォーマー、パブリックスピーカー、またはビジネスマン。

あなたの仕事が何であれ、求めるものが何であれ、グラウンディングを深めることによって、みなさんの持っているスキルの効果が飛躍的にあがることは間違いありません。

例えば同じスキルを習得したにも関わらず、より効果を上げる人とそうでない人の違いは、テクニック以上にグラウンディング力にかかっていると言ってもいいでしょう。

(もう一つは施術する側がどれだけ本質に沿った考え方を体現しているか。そしてそれもグラウンディング力にかかっています。)

また、セラピーや施術などの個人セッション、ワークショップなどをリードするとき、どのようにして関わるか、どのようにして場をホールドするか

のグラウンディングを通しての非言語テクニックをお伝えします。


先日私は、被災地へボランティアに行かれるみなさんの、事前研修を担当させていただきました。

「レクチュアの代わりに、より体感できるものを、」と、大企業や官庁でチームビルディング研修の講師をしていらっしゃる代表の方が

「ぜひ綜海さんに!」と依頼してくださいました。

エネルギーワーク、ヒーリングなどに興味のないみなさんに、どのように受け取られるか、興味津々でしたが、

最も大切なスキルとしてグラウンディングをお伝えし、体験していただき、驚くほど肯定的なフィードバックをいただきました。

実際被災地に赴いたみなさんからも、「役に立った!」とのお声をいただき、本当にうれしく思いました。


今、現在、「グラウンディング・コーチ」という名前で活動なさっていらっしゃる方はいらっしゃいません。

だからそれだけですぐお仕事になる、というお約束はいたしません。

しかし、これからは社会のいろいろなフィールドで、「グラウンディング研修」というのが

当たり前になる世の中が来るのではないか、と私は見ています。


グラウンディングを学ぶことは、非常に多岐に渡って、自己を発達させることに繋がります。

看護士、介護士、エステシャン、ボディーワーカー、などのみなさんはより体の使い方に意識的になり

より楽に、流れの中で仕事ができるようになるでしょう。

歌い手やパブリックスピーカーは、ご自身のより深いところに短時間で繋がることを学び、そこから聴衆と繋がることを学ぶでしょう。

ビジネスリーダーの方は、自分のミッションに自己を沿わせた場所に意識的に繋がる方法を学び、その場所からグループを指導することが容易になるでしょう。

あなたがどんなお仕事をしていても、全感覚知覚の発達(直感含む)に飛躍的な進歩があることでしょう。

そして何よりも、自分と世界とともに存在するというシンプルな場所から、ただ他者と「ともにある」ということを体感するようになるでしょう。

「ただ自分と世界とともにある。そこからクライアントと、グループと、ただともにある。」ということは、

もしかしたらそれこそがどんなワークよりも、パワフルかも知れません。


最後についでに申し上げるとグラウンディングは、セクシュアリティや見かけの美しさにも影響を与えます。

私は更年期障害で苦しむ人も増える年代にありながら、以前にも増して豊かな性生活を享受しています。

また、あなたが体を通して自分の魂との繋がりの深さを取り戻すとき、基本的な生命力があがり、

エゴ、ナルシシズム、パーソナリティの強さから来るカリスマ性を超えた、本物の輝きが現れるようになるでしょう。

そしてその場所から自己と、他者と、世界と繋がるよろこびを、日々生きるようになることでしょう。


このプログラムは、グラウンディング・コーチとしてのスキルをコーチングやヒーリング、ファシリテーション、公での表現、講師業、など仕事に使いたい方はもちろん

個人の成長、進化、発達にも多いに役立つことと自負しています。

みなさまのご参加をお待ちしています。


初級、中級、上級を通して学ぶこと

1、グラウンディングの仕方(もちろん!)

2、クライアントのエネルギー状態の読み方(どの程度グラウンディングしているか。どこにエネルギーがあり、どこに滞っているか)

3、エネルギーブロックを解放して、より深いグラウンディングへと自己、他者を 導く方法

4、現れた古い、不必要な記憶、そこから来た思考を、瞬時に消して変容する方法

5、繰り返し現れるパターンを時間をとってプロセスすることによって変容する方法

*どんなとき瞬時に変容させ、どんなとき時間をとってプロセスするかの判断方法

6、グループ・ファシリテーションの方法(ホールド・スペースの方法)

7、グループエネルギーの読み方

8、中心軸を生きる (他人軸から自分軸へ。自分軸から内なる英知の宿る場所へ。)

*大いなる目的、人生の目的に個人的意志を沿わせる

*無為であることによって現れる、自己の意志を高き意志に明け渡した状態

*内なる英知と繋がり、それに従う練習 

*アファメーションをエネルギーレベルで整合させた上で使い、心理を超えた変容の道具とする方法

*中心軸にありながら、感じながら、体を動かす、言葉にする、表現する練習

9、生きるよろこびを体で味わう

*体感力を深める

*感受性を深める

10、男性性、女性性とは何か、とその統合

11、初級から中級の間、中級から上級の間に宿題をださせていただき、メールにてフィードバックをさしあげます。